ご挨拶

- 竹中 幹人
- 2026年国際ゴム技術会議
組織委員会委員長
京都大学化学研究所(ICR) 教授
謹啓
時下、ますますご隆盛のこととお慶び申しあげます。平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
この度、2026年国際ゴム技術会議(International Rubber Conference 2026 Aichi, IRC2026 Aichi)を2026年11月2日(月)~6日(金)の5日間にわたり、愛知県国際展示場 Aichi Sky Expo(愛知県常滑市)にて開催する運びとなりました。
「国際ゴム技術会議」はゴム・エラストマーに関する世界の科学者及び技術者が一堂に会し、広くゴム・エラストマー科学技術の基礎から応用に至る研究成果の発表や討論を通じて国際的交流を図るとともに、ゴム・エラストマー科学技術のみならず、広く科学技術の進歩と発展に寄与することを目的として開催されております。日本での開催は1975年の東京、1985年の京都、1995年の神戸、2005年の横浜、2016年の北九州に次いで10年ぶり6回目となります。
「国際ゴム技術会議」の併催としてゴム・エラストマーに関する展示会「ゴム・エラストマー技術展」も開催されます。この「ゴム・エラストマー技術展」は延べ入場者数が4,500名を超える大規模な展示会であり、「国際ゴム技術会議」とともにゴム・エラストマーに関する世界有数のイベントとして認知されております。
世界の新ゴム生産量、消費量は増加し続けており、その過半をアジア地域が占めています。このような状況下、我が国で開催する「国際ゴム技術会議」と「ゴム・エラストマー技術展」は日本のゴム科学・技術の水準の高さをアピールするのに最適の場であり、皆さまの科学・技術・製品を広く紹介する絶好の機会ともなります。また将来を担う若手技術者に多くの著名な海外の科学技術者と直に接する機会を提供することは、今後の我が国ゴム・エラストマー産業の国際的発展とゴム・エラストマー科学技術の向上に寄与するだけでなく、国際協力においても重要な意義をもつものであります。
つきましては、本国際会議を開催するにあたり、関係各位ならびに会員各位の深いご理解と温かいご支援をお願い申しあげます。
敬具